学びの時間
子どもたちには1日の多くの時間を自発的に遊べる時間として保障しています。
こうした時間も子どもたちにとっては学びの時間ですが、その中で大人が意図的に学んでほしい事柄をカリキュラムや年間のテーマなどから選んで行う事があります。
「学びの時間」の特徴的な事は、日々の暮らしの中で、子どもたちが遊ぶことを保障しながら、保育者は、伝える意図を持って活動しますが、五感を通して伝えること、子どもたちに身近なことを大事にしています。
毎日体操
子どもたちの成長をみる中で、身体の発達はとても大切です。1日10分程度、身近な道具を使ったり、わらべうたを歌ったりしながら、毎日体操をします。体の軸を感じ、前後左右を体感しながら行います。
わらべうた
音域が狭く、繰り返しが多いので子どもたちも歌いやすいわらべうたは、拍を意識することが基礎となります。大人がきれいな声で、自分のために歌ってくれることは心の安定、心地よさにもつながります。役決めや役交代、ルールを理解し、勝った負けたといった感情を伴う体験にもなります。
食事
全員一緒に食べることはしていません。それぞれのタイミングで遊びに区切りをつけて、席が空いたら食事をします。陶器の食器で一人ひとりお腹のすき具合を保育士とやりとりをしながら、ゆったりとそれぞれのペースで食事をします。
遊び
充分な量の様々なおもちゃを用意し、子ども自身が選び、夢中になって遊ぶことのできる場所と時間を保障しています。安心してくつろいでいられるところ、疲れたら休んで、元気になったらまた遊んで・・・を保障します。
体育遊び
外部からの講師を招いて、週に一回行っています。
体育遊びをひとつのきっかけとして捉えて、この時に興味を持ったことを日常の遊びの中で体験できるようにし、面白くて遊んでいる間に習得していけるように環境を整えています。そしてまた、専門の講師の指導から保育士も学び、保育に生かしています。